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棚から牡丹餅

コロナ禍で会えていなかった

 

友人宅へ久しぶりに行った。

 

大学時代からの友人で、

 

Googleに登録する際、つい口に出すのも恥ずかしいIDで登録してしまい

 

IDが変更できず、そのままメールアドレスになってしまって

 

就活のときにべそをかいていた残念な人である。

 

その彼が、

 

友人「エモいことしようぜー」

 

と、PS3(この段階でエモい)を起動して、画面に映し出されたソフトが、

 

 

「ときめきメモリアル2」

 

ボク「おまえ、ちょっ、◎△$♪×¥●&%#?!」

 

ちょっと情緒が崩壊して

 

涙目になりながら、彼の背中に抱きついていた。

 

懐かしい……。

 

懐かしすぎて心臓がキューーーーとなる。

 

友人の背中のぬくもりを感じながら、

 

頭のなかに90年代後半の景色がよみがえってきた。

 

……。

 

あの頃は、

地元にたくさんゲーム屋があって、

ゆずの「夏色」を歌いながら

学校をサボって

友人のYのマンションに通っていた。

煙草臭い、黄色い壁の部屋。

浜崎あゆみのポスター。

錆びた弦のギター。

ウルトラマリンの香水の匂い。

午前中の日差しが窓から差し込む中、

Yの部屋で、やったなぁコレ。

PS1でさ。ゲームCDが5枚組だったんだよね。

 

…………。

 

で、

 

数十年越しにプレイしてみたらさ。

 

え?

 

このゲーム、ヤバない??

 

ということに気づいたんよ。

 

一般的にこういうゲームって、

 

「ギャルゲー」って呼ばれて

 

基本的に選択肢を選んで特定の女の子と仲良くなって、イチャイチャしながらその子のストーリーを追っていきエンディングを迎える。

 

けどね、

 

それは「ノベル(小説)ゲーム」なんよ。

 

「ときメモ」シリーズはね、

 

ガチの恋愛シミュレーションゲーム。

 

シミュレーションなんだ。

 

疑似恋愛ゲーム。

 

だから、

 

主人公に

 

・容姿

・根性

・運動

・芸術

・文系

・理系

・ストレス

とかのパラメーターがあってさ!

 

・文系

・理系

・芸術

・運動

・遊び

・おしゃれ

・休養

 

っていう、コマンドを1日一回選択して、パラメーターを上げていくの!

 

それを3年間続けて、

 

卒業の日に伝説の樹の下でコクってOKもらったら、ゴール!

 

でね?

 

まず「容姿」が低いと、女の子たちから相手にされない笑

 

うわー!

 

現実ぅ!

 

しかも、

上記した一般的な「ギャルゲー」(ノベルゲー)と違うのが、

 

一般的なギャルゲーは、攻略対象の女の子のみにフォーカスすれば良かった。

 

自分の攻略したい子の好感度が上がるだろう会話・行動の選択肢を選んでいけば物語は進んでいくもんなの。

 

今の乙女ゲーも同じだから、わかる人は多いんじゃないかな?

 

けど、

 

ときメモは

 

違う。

 

違うんだよ!

 

1人の女の子(本命)だけと仲良くするじゃん?

 

すると、

 

他の女の子のパラメーターに爆弾が出てきてね

 

爆発すんの!

 

すると

 

本命女の子「ごめん……やっぱり〇〇くんとは、仲良くできない」

 

と、フられてゲームオーバーするの。

 

わかる?

 

つまり、

 

周りの女子ともある程度のコミュニケーションをとっておかないと、

 

コミュニティの評判が落ちていって

 

詰むの。

 

うわうわうわうわうわ、

 

リアルじゃない?!笑

 

正直、こんなにガチなゲームだったとは思わなかった。

 

と、友人とゲラゲラ笑ったね。

 

大人になったから、こその気づきだよね。

 

「ときメモ」って、

 

90年代初頭にリリースしたゲームで

 

当時は「信長の野望」とか「シムシティ」とか、

 

ガチンコのシミュレーションゲームの全盛期だったから

 

ガチンコで作ったんだろうね。

 

だから、

 

何周か回って……すげぇ勉強になる。

 

というか、面白い!

 

これ、

 

仕事に応用できるじゃん☆彡

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