先週担当した生徒たちに話したこと。
おはようございます!
さいたま市大宮区か、北区で高校受験専門の塾を開校予定の【龍桜義塾】です。
今回は、とある塾での一コマからスタートします。
「先生、数学が全然わかりません。どうすればいいですか?」
「勉強しているんだけど、英語がわかりません。コツを教えてください」
「質問するのはタダだからいいじゃないですか」
はっきりと言う。
こういう子は伸びない!
やってないから。
楽しようとしているだけだから。
自分で微塵も考えていないから。
だからボクは
「そんな勉強の仕方だと伸びないから、時間とお金の無駄だよ」
「問題を解きまくればいいじゃん」
「自分で考えてやってみな」
という3パターンでしか返さない。
すると、
生徒たちは、求めていた答えと違うという表情を露骨にして、別の講師に同じ質問をしに行く。
講師は、嬉しそうに口元を緩めながら「これはね、こうして……こうするの」と手取り足取り教えだす。
そういう光景を見るたびに、ボクのなかのクールポコ先輩が鬼の形相で餅をつく。
――こう考えてみてよ。
君たちはバスケ部ガチ勢だ。
大会に向けて、必死に練習したり模擬試合をしたり家に帰ってからも公園で練習したりしている。
しかし、数名、あきらかにサボっている部員がいる。
やる気もなく、練習するフリをしているだけで、家に帰ってもスマホに時間を使っている子たちだ。
さて――来週、大切な試合がある。
この結果次第でバスケ部は人員削減を行い、何人かは退部させられるかもしれない。
すると、サボっていた部員たちが急に焦り始めて――君たちに聞くんだ。
「ねぇねぇ、どうやったら試合に勝てるの?」
「シュートが入るコツを教えてよ」
「聞くぐらいいいじゃん、トモダチなんだし」
君たち、
平穏な気持ちでいられる?
メラメラこない?
そして、
――サボっていた部員たちが、試合で勝てると思う??
ね?
勉強も同じなんだよ。
スポーツだとわかるのに、
どうして勉強だとわからなくなるんだろう?
人類に仕組まれたバグだな
それな