HERO
本当はヴィラン(悪役)の方が好きなのです。
ダース・ベイダー(スターウォーズ)とか、
ジョーカー(ダークナイト)とか、
ヴェノム(スパイダーマン)とか、
ノーマン(レオン)とか、
ヴォルデモート(ハリー・ポッター)とか、
サノス(アヴェンジャーズ)は許さない。絶対に。
(トニーを殺したから)
ヴィランが主役を食って評価される映画って、
名作が多いのです。
では、
好きなヒーローは誰なの?
と聞かれると、
「99恒河沙……」
と、頭の悪い小学生男子みたいな答えしか出てこないのですが、
強いて言えば、
「スパイダーマン」と「バットマン」
ボクの境遇などに刺さって、ずっと好きです。
この2人の物語の共通点。
わかりますか?
それは
「喪失」の物語なのです。
スパイダーマンことピーター・パーカーは、ベンおじさんという家族を自分の不注意で亡くしてしまい
自分を責めて、自暴自棄になって暴力性も増していく。
ですが、
ベン:「大いなる力には大いなる責任がともなう」
という言葉に従って、
悲しみと喪失感から、力を傷つけるために使うのではなく
誰かのために使おう、と
「親愛なる隣人、スパイダーマン」として活躍する。
その対極にあるのが、
バットマンw
彼は幼少期に目の前で両親を殺されてしまいます。
その恨みを
ずっと
ずっと
ずーーーーーーーっと持っている。
そして、
復讐するために、
というか、
ゴッサムシティを荒らす犯罪者に
自分の幼少期のトラウマになった
「コウモリ」という恐怖を植え付けるために
夜な夜な犯罪者を捕まえている自警人。
ヤバッw
さすがDCコミックスの住人だよね。
(スパイダーマンは「マーベルコミックス」で明るい、バットマンは「DCコミックス」でダーク)
しかし、
クリストファー・ノーラン監督作「ダークナイト」トリロジーの「バットマン・ビギンズ」で
ボクが好きなセリフがあるんですよ。
というか、
映画史上の名言の一つじゃないかな。
アルフレッド:「人はなぜ落ちるのだと思われますか? 落ちることで、はい上がることを学ぶことができるのです。」
しみる。
しみすぎて泣きそう。
ってか、泣いてる(T△T)
このブログを読んでいる君たち。
もしかしたら、
どん底にいるかもしれない、君たち。
けど、
上記の言葉を覚えていて欲しい。
ボクも洞窟からはい上がっている最中だ。
君たちも一緒に
のぼってみようぜ。